2002.年末
2003.新春
合併号
ダイジェスト
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 リストラだ、退職勧告だと、サラリーマンが悲痛に喘いでいる。だが、勤労者以上に塗炭の苦しみを味わっているのは、中小企業経営者である。長引く不況のため、企業の体力は弱まり、廃業・倒産も枚挙に暇がない。その過酷な現実に追い打ちをかけるのが「税制システム」と「融資制度」だ。さながら地も涙もない、この二つの仕組みをレポートしてみた。

 現在の融資制度に際しての書類審査は、言うなれば「マイナス思考」と言えるだろう。「危ない企業には融資しない」という考えである。しかし、企業が安泰なら誰も融資を受けようとは思わない。銀行は「晴れたときに傘を貸し、雨が降ったときは何も手を差し伸べない」と言われる。
 銀行独自で融資するなら、それもよかろう。だが、県や市の融資制度についても、そうした態度ではおかしいのではないか。
 「有名無実な融資制度」と「納得いかない税制システム」──中小企業経営者の「喘ぎ声」は、これからも止みそうもないようである。
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「税制」システムの不思議さと納税額の多さに中小企業経営者は頭を痛めている。(写真は税務署)

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