2003年
第11号
前回の「田島副知事案」も唐突だったが、突拍子なことでは「緊急経済産業再生戦略」の方が上回るだろう。500億円をかけて県経済を復活させる触れ込みだが、その原資は県庁職員の給与と外部からの出資というメチャクチャなもの。「丸投げ」以外の何物でもない、この計画。「死に体」と化した浅野県政の最期の足掻きとしか思えず、成果どころか、早くも「失敗に終わる」との声がしきりである。
浅野史郎知事が「緊急経済産業再生戦略」(以下「再生戦略」と記載)を公表したのは、5月16日のこと。この分野の担当部署である産業経済部部長が「青天の霹靂」と洩らしたことからも、如何に唐突なものだったかがわかる。 「再生戦略」の必要性について、知事は概要、次のように掲げている。
「世界規模でデフレ経済が進んでいる中で、地域経済は低迷し、出口の見えない閉塞感に覆われている。しかし、国(政府)に新たな経済対策がないことから、宮城県として『再生戦略』に取り組むことにした。県経済を再生し、新たな成長の道筋をつけることこそ、知事としても私に課せられた最大の政治的課題であり、現在の経済状況を放置することは、政治家として許されることではない」 ---(以下略)
記事見出し
「必ず実施する」と知事は言うが
反省なく、切り口上な「戦略会議」の挨拶
たった4回の会議で何ができるのか?
15名のメンバーの内「事業家」はたった一人
「見切り発車」で根拠ない500億円事業
給与カットしなくても財源は充当できる
金と責任を丸投げし「運命共同体」を目論む
「再生戦略」は知事と田島氏の売名行為か?
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