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[桜井充氏 プロフィール]
昭和31年生まれ、49歳。仙台市出身。仙台一高ー東京医科歯科大学医学部卒業、東北大学大学院医学研究科博士課程終了。東北大学病院、公立登米病院、仙南病院などで勤務。平成10年に参議院選挙で初当選し、現在2期目。現役の医師(心療内科)としても活動している。 |
宮城2区の補選に続き、これから仙台市長選、宮城1区の補選、知事選と、今年は「選挙イヤー」である。国政でも衆議院解散との予測もある。これら各選挙で注目すべきは自民党よりも民主党の動向だ。政権奪取とそのための基盤固めをめざしているからだ。そこで民主党の若手で良識派と評される桜井充参議院議員に、各選挙の展望と併せて県政の問題点を伺った。
── 仙台市長選について、民主党は鎌田さゆり氏(前衆議院議員)か、岡崎トミ子氏(参議院議員)かという話が出ていますが。
桜井 少なくとも岡崎さんは出馬する気はないと思う。鎌田さんは気の毒な面があることは確かだ。ただ、本人から正式に立候補するという話は、今の段階ではない。「何か新しい形で再起したい」ということしかないし、党に相談もない。だから候補者全員の顔ぶれが出揃い、鎌田さんの決断を踏まえてから、考えることになるだろう。
「なぜ僕が知事なのか
わからない」
── 知事選に桜井さんへの出馬要請があるようですが。
桜井 相当あります。仙台市の方々からよく言われているし、出馬要請があることは、政治家としてありがたいこと。ある人からも「自分がやりたいという人間はいっぱいいる。しかし、お前のように周りからやってほしいと言われている人間はいない。そのように(出馬するように)考えるべきだ」と言われた。その通りだと思う。
ただ、どうして僕に知事にというのか、よくわからない。つまり自分が知事になって何をしなければならないのかということ。例えば高校の共学化をストップしてほしいということがある。でも、それだけの問題なのか。地域経済の活性をという話もあるが、これは知事としてなのか、仙台市長としてなのか、わからないところがいっぱいある。仙台市長になった方が解決できることかも知れない。だから、そうした方々に、僕は生意気な言い方になるけど、知事になって何をしてほしいと思っているのかと聞いている。
僕は国政で働きたいと思って、国会議員になった。逆に言うと、知事として自分の力で本当にやれるのかどうか。自分の力でできもしないことを約束して、引き受けることはできない。いろいろな方から「浅野(史郎)知事ではダメだ。代わらなくてはいけないし、選挙で勝てるのはお前しかいない」とよく言われる。でも、それなら浅野さんの時代にいったい何がダメだったのか。これからどこをどのようにしたいのか。そのために僕がどういうふうにやれるのか、
ということになる。