第9号 10ページ掲載記事
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2002.年末2003.新春
合併号
平たく言えば、企業経営も県政運営も、家計と何ら変わりはない。「金がない」なら節約しなくてはならないし、新たな財源を生み出さなくてはやっていけない。浅野史郎知事は頻りに「金がない」と連呼し、事業の縮小、予算を切り詰めている。では「金を生み出すこと」を何かしているのかと言えば、何一つ見えない。その「無策ぶり」はこんな具合である。
3期9年間、
やるべきことを
何一つやってきていない
累積債務約1兆4千億円。この返済利子が1日当たり約2億円。県民一人当たりの借金にして約 60万円──。あまり知られていないが、これが宮城県の現状である。マスコミが1兆4千億円と書くから、県民はピンとこない。「一人当たり60万円の借金がある」と言われれば、誰しもが驚くだろう。
(中略)
浅野県政がスタートした平成5年11月時点の県債務残高は約7千億円だったことからすれば、それ以後の3期9年間で、県債は2倍に膨れ上がり、今や準用財政再建団体に転落する寸前までに至っている。
(中略)
だが、現実的にどうしてきたかというと、振興どころか、衰退させている。県の主幹産業の農業・林業は衰退の一途で、宮城県の農業所得は北海道・東北管内では最低にある。水産業もノリ、カキ、ワカメが衰退しているが、何ら手を打っていない。
また、地域振興の牽引機関である商工会を『金がない』ということで、縮小・削減させた。同じように、県の産業振興の中心的役割を担う『みやぎ産業振興機構』については、ベンチャー育成の予算を打ち切っているし、この14年度からは融資をしていない。
(以下中略)
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