東京都港区宮城県人会は昭和32年に「郷土愛による親睦を図り、相互の信頼と友情を深めて励まし合い、後進の育成と郷土の発展に心を寄せ合おう」という趣旨で設立された。現在の会員数は714名を数え、メンバー構成も20代から70代までの男女と幅広い。
会員は港区で働いている人や住んでいる人で、著名なところでは、参議院議員の佐藤道夫氏、衆議院議員の今野東氏、フリーアナウンサーの生島ヒロシ氏などがいる。
港区県人会は数ある宮城県人会の中でも、活動が盛んだ。会長の三宅義信氏( 東京オリンピック重量挙げ金メダリスト) と、幹事長の石川信行氏(
潟Gンドレス・アドセンター社長) を中心に、年間を通してさまざまなイベントを行なっている。
年度定期総会と春秋2回のゴルフコンペのほかに、三宅氏が自衛隊OBということもあって、自衛隊が行なう体験航海乗艦や富士見演習場見学、観閲式、音楽まつりなどを恒例行事として企画している。
その中でも「画期的な取り組み」と宮城県内から高く評価されているのが「楽しい郷土訪問・記念植樹」である。これは「ふるさとへの感謝の心を木に託そう」という趣旨で、港区の木であるハナミズキ紅白1対を、毎年一度県内市町村に植樹しているもの。これまで平成2年に宮城県庁に植樹して以来、仙台市、岩沼市、多賀城市、石巻市、塩釜市、名取市と実行。今年は10月19日〜20日に村田町を訪れ、植樹を行なう計画だ。
「ふるさとを離れているからこそ、郷土に何らかの形で貢献したい。その気持ちが記念植樹になりました」と石川氏は言う。
また宮城国体の秋季大会が行なわれる10月13日には、開会式にも参加する。ちなみに三宅氏が国体の最終聖火ランナーになっているだけに、会員も心待ちにしているという。